9月21日、30分間の総括質疑を行いました

またまた久しぶりの投稿です。

9月19日から第3回定例区議会が始まり、21日から10月4日までの9日間の決算特別委員会が行われています。

日本共産党区議団の総括質疑は、佐藤議員が「公園のデモ規制問題」「ヘイトスピーチ規制」「高齢者の個人情報提供問題」についてメインで行いましたが、私も30分だけ、漱石山房記念館開設に関する問題について質問しました。

画像


区の信用が問われる!

漱石山房記念館を開設するにはたくさんの方をお力をお借りしました。
昨年の9月24日に開館してまもなく、地域の方から復元した「書斎の写真撮影が出来なくなっている」との訴えがありました。この問題を私も所属しているオリンピック・パラリンピック文化観光特別委員会でぶつけたのは12月7日の委員会でした。年内には解決すると区は言っていましたが出来ず、実際には神奈川近代文学館に対し4月25日付けで「漱石山房記念館の整備に係る諸課題に関する報告」(14ページもの)を出さなければならない大問題を起こしていました。

その内容は、

 1つ目の問題は「システムにおける非承認データの公開」。記念館の地下1階にある夏目漱石情報検索システムのコンテンツで、神奈川近代文学館が承認していない情報データ79枚を公開してしまった、というもの。
 それだけでなく、計全国21館が所有する非承認データ480点を公開していました。

 2つ目は、「グラフィックパネル及び映像ソフトの制作に関する写真使用の不備」。区が写真の使用を自らお願いしておきながら、記念館で使うパネルやDVDなどで「所蔵」名を7点について記載せず、申込んでいない写真を4点勝手に使用し、映像ソフトでも4点について提供している文学館の名が記載されていなかったというもの。

 3つ目は、「借用写真の未返却」と紛失?。神奈川文学館の規程によれば、写真は2カ月以内、特別撮影したデジタル媒体などは半年以内で返却等をすることになっているわけですが、期限通りに返却等を行っていないばかりか、言われてやっと返却するも、7点のポジフィルムと紙焼き1枚は探しても確認できなかった、というもの。

 4つ目は、漱石記念館の売りになる書斎の再現のために何としてもほしいレプリカを製作するための許諾をもらうため、区長自らが、2016年7月付けの依頼書でお約束した8点のうち3点については、複製品を同時に2点つくり1点は寄贈するとしていたのに開館しても送られてこなかったということ、もう一つは区がわざわざ提案した8つの約束を全く行っていなかったことです。


約9か月間も写真撮影が出来なくなったのは神奈川近代文学館の「不理解」であるかのように区は説明していましたが、とんでもありません、その原因は区のお粗末な対応によるものだったのです。

しかも、その「漱石山房記念館の整備に係る諸課題に関する報告」については、区はそもそも議会に報告するつもりはなく、記念館を支えるための運営学術委員会にも報告することなく、隠してやり過ごそうとしていました。

区長はそのすべてを知りながら、対策を講じていません。

ちょうど16年前の決算特別委員会の最中、小野田元区長の時代、林芙美子さんのご遺族から寄贈された156点のうち、9点がなくなり、うち7点が競売のための目録に載っていた事件で区の職員が逮捕されるという不祥事が起こりました。その時にも資料のリスト化がされず保存・保管の不備が問題となりましたが、借用した資料などの扱いのお粗末さ、遺族から信頼されずっと所蔵してきた館の思いに心寄せない態度、16年前の問題点が未だに解決されていなかったからだと思いました。

漱石関連でも未だに寄贈・寄託された資料がリスト化されていません。

対応のまずさ、再発防止のため運営学術委員会でつまびらかに報告し、再発防止対策の検討を行うこと、この運営学術委員会を「非公開」でなく、公開にし、議事録を残し検証できるようにすることを求めました。


また、記念館で行っているアンケートの内容の報告を繰り返し求めてきましたが、全くしてこなかったので、やむなく記念館に行って開館からのアンケートを見てきました。

そのなかの1つ
お世話になった方々への感謝や資料への敬意が薄いことや寄贈・寄託、寄付をして頂いた方への感謝も感じられない、招待状の1枚も届かないなどの来館者の声も紹介しました。

この質問が効きすぎたのか、招待状が文化観光課からも未来創造財団からも2枚ずつ届けられました

画像


ただ、私は23日にすでに行ってきました。今までの中で一番、見応えありました。出かけてみてはいかがでしょうか!

画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック