漱石山房記念館の開館に関わる、区のずさんな管理が露呈!?

発端は書斎の撮影禁止!

 昨年9月24日開館した漱石山房記念館では復元した書斎が"売り"で、区は写真撮影出来ることを"売り"としていました。ところが、開館間もない頃から写真撮影が禁止されていると地域の方から聞いていた近藤区議は、直後の11月のオリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会(以下、オリパラ委員会)で「どうして撮影禁止になったのか」「専門家のいる運営学術委員会に相談すべき」と問いましたが、区は本当のことを言いませんでした。


吉住区長名で依頼をしていたのに…

 書斎復元のためには県立神奈川近代文学館にある本物の文机や文箱、絨毯など8点のレプリカ制作をしたい区は区長名で依頼文を出し、他にもいくつもの約束をしましたが、レプリカの写真撮影許可は取っていませんでした。そのため「目的外使用」との指摘があり禁止になっていました。それなのに、区は6月のオリパラ委員会まで一切報告しませんでした。

※↓区長の依頼文では、写真撮影の許可を求めていません。


神奈川近代文学館への報告書

 5月の委員会で写真撮影問題については4月25日付けで文書を出したので解決できると口頭で報告。近藤区議はその文書を出して報告するよう求め、やっと6月26日のオリパラ委員会の当日に報告書が配布されました。

※写真↓の左側は、報告書の表紙、真ん中の文書は16年前の「再発防止対策委員会」が出した報告書の1ページ。これは、決算特別委員会の中で出させました。「適正な資料管理」はどうなっていたのでしょうか?
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報告書のあきれる内容

 その内容は、開館までの7年間に神奈川近代文学館から2ヶ月以内に返却する条件で数度に渡り借りていたもの全てを、昨年10月に指摘されるまで返していなかっただけでなく、そのうち8点を紛失。記念館で使用したパネルや映像ソフトの写真に1つずつ所蔵先を明示することを怠り、未申請の写真を勝手に使用。書斎の複製品を製作する条件として作成時に3点については同じものを2つ作り、片方を納品する約束も怠っていました。
 これだけでも大変なことですが、記念館に設置した「夏目漱石情報検索システム」で神奈川近代文学館の79点をはじめ、日本文学館他、計21の文学館からお借りしていた480点の資料データを非承認のまま公開…、等々あまりにもずさんな管理、対応であったことが判明しました。また漱石関連資料のリスト化が不完全なことも分かりました。まさに、資料への敬意の欠如です。

※↓報告書で示された4つの項目
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※↓記念館の情報検索システムはいまでも不完全
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真相解明と再発防止を!

 近藤区議や区議団メンバーで、この問題を解決するため、今決算特別委員会で区長にも責任を問い、徹底的な真相解明と再発防止を追及しました。区内部が起こした問題です。「専門家で構成する第三者機関で対応を」と求めましたが、区長は答弁せず、区は未だ具体的な対策を講じていません。

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このまま放置したら、新宿区の信用は取り戻せません。

区も区長もは問題を軽視していますが、新宿区に何がどのようにして保管・活用されているのか、最低限、一目で分かるようにさえしていないのでは、どこからも相手にしてもらえません!

ずさんな管理を正常に戻すため、まずは区長を変えて、第三者機関を設置させましょう!

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